お客様導入事例 【株式会社ムサシ・エービーシー】コンプラ解決から「頭と心の5S」へ進化する情報処理サービス企業

SUGARのサービスをご利用いただいているお客様の声をご紹介します。

【株式会社ムサシ・エービーシー】

  • 事業内容:情報処理サービス
  • 従業員数:571名(パートアルバイト530名・社員36名・役員5名)
  • HP:https://www.musashi-abc.co.jp/
  • 話し手:管理本部 課長 川嵜 一美様
  • 聞き手:SUGAR代表医師 佐藤将人

■SUGRのサービス導入前の課題

―SUGARのサービス導入前、どのような課題がありましたか。

導入前、当社は従業員の健康に対する会社の対応が不十分であり、法的な要件も満たせていないという大きな課題を抱えていました。

具体的には、ストレスチェックの実施ができていなかったり、健康診断結果の労働基準監督署への提出も行われていなかったりという状況でした。蓋を開けてみれば、まだ未着手で、調整を要することがある状態でした。また、メンタル不調者が発生した際も、適切な対応がなく離職に直結してしまうケースがありました。長時間残業者への対応も不十分でした。

当社の業務は、官公庁や金融機関の業務など、お金の流れに直結する非常に重要なものであり、もし当社の業務がストップすると社会のインフラが滞ってしまうという社会的責任を負っています。

そのため、自然災害などによって業務が停止しないよう、BCP(事業継続計画)の観点から仙台センターを設立した経緯もあります。こうした背景からも、安全配慮義務の遂行と職場環境の整備は待ったなしの状況でした。

これらの状況から、健康経営の一環として「銀の認定」取得を目指すとともに、健診後の経過観察やメンタル不調者への支援体制の整備を急務としていました。

■サービス導入の決め手

―数ある選択肢の中から、最終的にSUGARを選んでいただいた「決め手」は何でしたか。

産業医の選定にあたっては、法令遵守はもちろんのこと、当社の健康経営や職場環境改善に対して主体的に関与いただける方を重視しました。単なる法的対応にとどまらず、実効性のある取り組みを共に推進できるパートナーを求めていました。

当初は、他社を仲介して複数名の産業医をご紹介いただきましたが、佐藤先生の履歴書からは、非常に活発で柔軟な印象を受けました。

以前に関与があった産業医は医師としての立場からの発信が中心でしたが、佐藤先生は中小企業診断士の資格もお持ちで、企業側の視点に立ったご意見やアドバイスが非常に新鮮でした。

ご助言の内容も企業運営に寄り添ったものが多く、「この先生はすごいいいな」と感じ、そのお人柄に強く惹かれました。

企業側に立った目線で見てくれる産業医であると確信し、直接契約を結ばせていただく運びとなりました。

■サービス導入後の変化

―サービスを導入してからどのような変化を感じますか。

最も意義深い変化として、導入前はメンタル不調の社員への対応に迷う手探りの状態でしたが、佐藤先生の具体的なアドバイスや面談時の心構えのご指導により、当社で初めて、メンタル不調を乗り越えて復職者が出たという実績を挙げることができました。

従業員からは、医師免許を持つ方に気軽に質問できる機会が貴重だという声が聞かれます。自身の健康や持病はもちろんのこと、家族や子どものことなど身近な問題について相談できること、そして日常生活に役立つ情報を発信してもらえることが有意義だと評価されています。

また、職場環境の整備に向けた取り組みも活発化しています。以前は何も開示されていなかった安全衛生委員会の活動内容も、佐藤先生からの資料提供を基に、流行している病気や健康促進に関するポスターを作成・掲示し、従業員の健康意識向上に役立てています。

▼ムサシ・エービーシーの安全衛生だよりのポスターの一例

さらに、職場環境改善のために、物理的な環境整備から始まった5S活動は、現在、コミュニケーションや対人関係に焦点を当てた「頭と心の5S活動」へと発展しています。この活動のテーマは、QRコードを使用した従業員アンケートの結果を基に設定されており、現場の意見を反映した組織づくりを進めています。

▼ムサシ・エービーシーの5S活動の一例

―御社の企業風土についてもお聞かせください。

当社は、パート・アルバイトを含め約500人体制で、特に女性のパートさんたちに支えられている会社という認識が強くあります。単調な入力業務が多い中、飽きさせないように緑を置いたり、有線(音楽)を流したりといった環境への配慮を大切にしています。

仙台センターの女性パートさんたちが休憩室で団欒されている様子からも、職場が家庭や家族とは異なる社会とつながる場としても機能しているのではないかと思っています。

従業員が働きやすいと感じられる職場を追求する姿勢は、健康経営やえるぼし認定、銀の認定取得といった実績にもつながっていると感じています。

■今後の展望

―今後、ウェルビーイングの領域で、さらに挑戦していきたいことはありますか。

現在は、他社と同様に、メンタル不調を抱える社員が対策していても発生することがある状況です。

今後は、社員同士の上下左右の人間関係を改善し、職場環境の整備を進めることで、メンタル面でも強い組織づくりを目指していきます。

どんなに小さなことでも真摯に対応し、従業員の皆様が働きやすいと感じられる職場を追求してまいります。

業務面では、AIの進展によりデータ入力業務が変化していく可能性があるため、今後の業務のあり方を模索している最中です。その一環として、kintoneのパートナー契約を締結するなどの新たな取り組みも始めています。

また、社内の雰囲気を明るく保つため、お菓子を配るハロウィンイベントなどを実施し、従業員にとって楽しい環境づくりを進めています。

将来的には、役職や性別に関係なく、自ら動き、企画し、実行できる「キーパーソン」となるような人材を社内から生み出し、共に働きたいと考えています。

■SUGARへの期待

―SUGARに期待することがあればお聞かせください。

メンタル不調者が発生した際には、従業員と企業側の間に立って橋渡しをしていただき、双方にとって適切な着地点を見出せることを引き続き期待しています。

特に、管理職ではない立場の社員が管理的な役割を担うことによる精神的プレッシャーから、メンタル不調者が発生する傾向が見られます。

こうしたメンタル不調者が出た時に、企業側としてどう対応したらいいのか、という点についてのご指導やサポートを、従業員と企業側の両面で支えていただきたいです。

社員全体の健康意識の向上と疾病予防にもつながるご支援をいただけることを願っており、今後ともSUGARの知見とアドバイスに期待しています。

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