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些細なことでイライラする…イライラしすぎる原因と関連する病気は?

些細なことでイライラする…イライラしすぎる原因と関連する病気は?

「最近、怒りっぽくなった」「イライラがおさまらない…」などと、イライラに関する悩みは誰もが経験するものではないでしょうか。現状に不満を抱いていたり、理不尽な目にあったりといったストレスによってイライラが起こることが一般的に知られています。
しかし、病気が原因でイライラが起こることもあります。イライラが止められない場合、どのような病気が考えられるのでしょうか。この記事では、イライラを引き起こしやすい7つの病気について解説します。イライラの原因を理解して、適切な対処を取るための参考にして下さい。

怒りっぽい、イライラしやすい原因は?

怒りっぽい、イライラしやすい原因は?

細かいことにイライラしてしまい、自己嫌悪に陥る…。怒りっぽさはどのような原因によって生じるのでしょうか。

ストレス状況への不満がある

イライラは、現在の状態にストレスを抱えていて、その原因が解消されない場合に生じやすいといえます。怒りは二次感情であり、「悲しみ」「困惑」「やる気になれない」といった元になる一次感情が存在します。怒りの背景にはネガティブな感情を伴う何らかの不満があるのです。

例えば、「自分だけ残業続きでイライラしている」という場合を考えてみましょう。背景には「同僚は楽できて”羨ましい”」「体調を崩さないか”不安”」といった一次感情があるのかもしれません。

イライラや怒りっぽさの原因になっている感情を分解していくと、おのずと気持ちが軽くなったり、対処方法が分かったりするようになるでしょう。現状に不満を感じている場合は、振り返ることで対応可能だといえます。

精神疾患によって刺激に影響されやすくなっている

イライラや怒りっぽさの原因を考えても分からない場合は、精神疾患の症状が表れている可能性があります。精神症状の中には、少しの刺激でイライラしやすくなる症状があるのです。刺激に敏感で、怒りっぽくなる症状は多くの精神疾患やホルモンバランスの異常などでみられます。

止まらないイライラを引き起こす7つの病気

イライラが止まらず長期化する場合、どのような病気の症状であることが考えられるのでしょうか。怒りっぽさ、イライラを引き起こしやすい7つの病気を紹介します。

1.うつ病

うつ病とは、興味関心が失われたり、悲観的な考えに支配されてしまったりと、否定的な気分変動がみられる精神疾患です。意欲の低下から、思うようにいかない物事への怒りが表現されることが多いでしょう。

特に、責任感が強い人がうつ病にかかりやすいと考えられています。そのため、「頑張らないといけない」「これくらい出来て当然」と義務感にかられやすいでしょう。しかし、その通りにいかずにイライラしてしまうということが起こりやすいです。

2.双極性障害(躁うつ病)

双極性障害とは、躁うつ病とも呼ばれ、気分が高揚する躁状態と落ち込むうつ状態を繰り返す精神疾患です。躁状態では、少しの刺激でイライラしたり、怒りっぽくなりやすいでしょう。症状が強い場合、激高して人間関係上のトラブルが起き、社会的な信用を失うこともあります。

「何でもできる気がする」「限度を考えず買物をする」などの気持ちの変化があれば、躁状態によるイライラの可能性があります。また、うつ状態が重く、躁状態が軽度の双極性障害Ⅱ型という症状パターンもあるため、注意が必要です。

3.統合失調症

統合失調症とは、妄想や幻聴といった非現実的な体験が生じたり、喜怒哀楽や意欲が低下したりする精神疾患です。「周囲が嫌がらせをしている」という被害妄想が強くなると、些細な言動に過敏になり、イライラした態度になりやすいといえます。

被害妄想の背景にあるのは強い恐怖の感情です。現実的ではない不安や恐怖の感覚が襲ってくる場合、統合失調症の可能性があります。

4.強迫性障害

「鍵を閉めたか何度も確認しないと不安」「ドアノブが不潔に感じ触れない」などのこだわりにとらわれる精神疾患です。こだわりにまつわる不安を強迫観念と呼びます。手を洗う、確認するなどの行為で強迫観念を打ち消しますが、しばらくすると再び不安になることを繰り返します。

強迫性障害の場合、強迫観念を打ち消す行為が出来ない場合、不安が高まりイライラしてしまうことがあるでしょう。例えば、「〇〇がないと悪いことが起きる」という強迫観念がある場合、その物が買えないと、不安からイライラしやすくなります。

また、強迫観念を打ち消す行為は、自分でも「バカバカしい」と思う場合が多いため、自分自身への怒りも抱きやすいでしょう。

5.依存症

アルコールやタバコ、ギャンブルなどへの依存症でも、些細な刺激で怒りっぽくなることが知られています。「お酒が飲めない」「ギャンブルが出来ない」などと、依存している行為が出来ない状況では、特にイライラしやすくなります。

イライラ感に加えて、「これがないと不安だ」「仕事ができない」という場合には、何らかの依存症になっている可能性があります。

6.ホルモンバランスの異常

怒りっぽさは、精神疾患だけでなくホルモンバランスの異常が原因で生じることもあります。例えば、以下のような疾患において、イライラ感がみられやすいでしょう。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 更年期障害
  • 月経前症候群(PMS)

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの亢進により交感神経の働きが高まることで、イライラしやすくなります。また、更年期障害でも、自律神経のバランスが乱れることで怒りっぽくなることがあります。女性だけでなく、男性にも起こりうる疾患です。

女性特有のものとして、月経前症候群(PMS)があります。生理前の3~10日間に渡り、身体症状や精神症状がみられ、生理が始まると消失することが特徴です。精神症状としては、イライラや抑うつ感などがみられ、感情が不安定になりやすいでしょう。

7.認知症・高次脳機能障害

脳の外傷や病変によっても、脳機能の低下からイライラが生じやすくなることがあります。物忘れや判断力の低下がみられる認知症では、認知機能の低下に伴い、感情抑制が利かず、怒りっぽくなることが症状の1つです。周囲から性格が変化したように思われる場合もあります。

また、事故や病気によって特定の脳領域に障害が生じる、高次脳機能障害でも怒りっぽさが増すことがあります。怪我だけではなく、脳梗塞が原因になるケースが多いため、注意が必要です。

まとめ:抑えられないイライラは心身のSOSかもしれません

まとめ:抑えられないイライラは心身のSOSかもしれません

ストレスが解消されずに長引くと、イライラしたり、怒りっぽくなったり、気持ちに変化が生じやすいといえます。しかし、怒りっぽさは単なるストレスだけではなく、心身の異常から生じている可能性があります。

イライラするのは悪いことだと思われがちですが、ストレスフルな状況に対して自分を奮い立たせる側面もあります。困難な状況に立ち向かっていることを示すとともに、それだけエネルギーを削っているというSOSのサインでもあるのです。

怒りっぽい状態が持続し、自分でもコントロールできずに苦しい場合、医療機関への受診を検討してみてもよいのかもしれません。

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